Andreas Züst
Himmel
352 pages | 248 color images | 29.4 x 20.8 x 1.2 cm, Hardcover | 2011 | German / English
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Andreas Züstは、1970年代後半頃から、雰囲気を捉えたようなヴィジュアルや、雷、フェーン現象(山を越えて吹いてくる高温で乾燥した風)、虹色の雲、夜の海に現れる霧などの気象現象の写真を撮り始めている。1990年代中頃、ZüstはPeter Weberと出会い、共同制作を開始した。その成果がマルチメディア型展示、Himmelであり、核となる写真を多く含んでいた。その後もこの80枚にも及ぶコラボレーションワークからの選別や並び替えを2人で行っていたが、やはりZüstが以前から取り組んでいた空などのテーマの特徴が色濃く見て取れる。
Edition Patrick Freyから出版されたFluoreszierende Nebelmeereから5年後、空の観察者、Andreas Züstの重要な作品群の全貌を紹介する本書が出版される事となった。本書はおよそ150枚の写真を収録しており、それぞれ違った著者からのテキストが付されている。またエピローグはDavid Weissによるもの。
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