Roni Horn
Roni Horn aka Roni Horn
Co-published with Tate and the Whitney | Introduction by Donna De Salvo. Carter E. Foster and Mark Godfrey | Essay by Briony Fer | With numerous artist contributions | 2 volumes | 430 pages, 375 colour plates | 19 cm x 24 cm | Two volumes housed in a paper slipcase | Steidl & Partners | March 2009
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Roni Hornは視覚的強さや知的厳密性に注力した作品を30年以上にわたり作り続けている。その多岐にわたる活動は容易にカテゴライズできるものではない。Hornの作品は抑制的側面や美において古典的であったり、表現媒体の使い方において卓越しているのだが、それと同時に心的ないしコンセプチュアルな反応を誘発させる。客観と主観の間にある複雑な関係性を巧みに探る手法は、彼女が扱う表現媒体全てにおいてそのボキャブラリーを拡張しつつある。本書は、今日におけるHorn作品の全体像を最も包括的に見る参考となるよう制作された。
2部構成になっており、Briony Ferによるエッセイやエキシビションでの作品、また主題のインデックスを豊富な図版や著名なアーティスト、批評家、キュレーターなどによる文章を交えて収録。加えてHorn自身による文章も収録している。
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