本書は、アラブの春から現在までのエジプトの革命を再現したものとなっている。様々なメディアのアプローチを紹介しており、その中にはフォトジャーナリストによる写真や、活動家や市民ジャーナリストによる映像がある。各章は、イメージ同士の対話を創りだしている。新聞の一面は、ブログや一般市民が撮った写真と呼応し、殉教者が撮った写真は長期間で制作されたドキュメンタリープロジェクトと関連している。本書は、ブゥラウンシュバイク写真博物館で行われた展示会に合わせて制作され、カイロを拠点に活動しいている作家のエッセイが収録されている。
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