ファビアン・レイマンは、1968年初版のホール・アース・カタログの内容を参照し、地球とその改善を目指すことを目的としたヴィジュアルエッセイのフリーマンズ・ジャーナルを制作し、今年で10年目を迎えた。本書は、一度パーソナルエッセイを特集したが、多くのイメージ画が含まれている。1960年代に説かれたユートピアのイメージ再生、ホール・アース・カタログの内容だけでなく、冷戦やポストモダニズム時代の映像も含まれている。レイマンにより設けられた5つのカテゴリーを基に、1960年代と現代をつなげながら、当時の理想的な世界を思い起こさせる。
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