Bauhaus. Zeitschrift der Stiftung Bauhaus.
Nr. 6 / SCHLEMMER!
2014 | 21.4 x 29.6 cm | 152 pages | German / English
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オスカー・シュレンマーの作品は、バウハウスアーティストの誰よりも、20世紀における最も重要なデザイン学校と親しかった。彼の没後70年、第6巻はこれまでの偉業に光を当て、そこから新しい文脈と論議をもたらした。シュレンマーは周りのアバンギャルドな同業者とは変わり、幸福を進歩で計る事はしなかった。その代わり、第一次世界大戦によって脆くなった世界の意味、そして、新たな時代を生きる新しい人間を探し求めた。イナ・コンゼンは、シュレンマーの有機と人工、自然と理論に関するまとめについて綴った。フランツ・アントン・クレーマーは、「バレエの三連構造は、アバンギャルドたちが劇場で新しいアプローチをとったときにできた混成形だ」と主張し、ゲルダ・ブロイヤーは、シュレンマーがヴッパータールのペイント工場に出入りしたり、ウィリ・バウマイスターと争いをするまでに至った、彼の内面的な変化を描写した。
本書は2013年12月5日に開催された[Human-Space-Machine]の展覧会にあわせて出版された。
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