「このラビリンスについての本は素晴らしい！ラビリンスについての伝統的なカタログをこの上なく拡大させており、この本自体がとてもラビリンス的。」と話したのはジャンル・ナンシーというフランスの哲学者であり、2012年の夏にドイツ版がSoector Booksから出版された。そして、サディ・プラントによって、ラビリンスの英語版が翻訳された。
4部に構成されたそれは、はじめに、2010年にライプツィヒで全て保管されたが、それはパブリックアート作品として1988年にオラフ・ニコライによってパリに設置されたもの。ラビリンスに関連するトピックにおいて、本書では、ニコライのこれまでの取組みに関するまとめ、また、ラビリンスに関わるミノタウロスからIKEAのフロア設計までをまとめた独立した本という二面性を備えている。本作はRollo Pressとのコラボレーションによって出版された。
close