bauhaus : N°3 Dinge / Die Zeitschrift der Stiftung Bauhaus Dessau
2012 | 22.6 x 29.6 cm | 152 pages | German / English |
ISBN: 978-3-940064-48-6
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バウハウスマガジンの三作目は、モノに対して贈られた。1925年、「モノはそのエッセンスで定義される」と言ったのは、バウハウスの創設者であるヴァルター・グロピウスだ。現代にも通じるこの議題は、モノが持つエッセンスを研究するきっかけとなった。世紀のデザイナー、マルセル・ブロイヤーへの多大なる回顧と平行し、本書のモノは一見陳腐に映るかもしれないが、こだわりや消費意識に対してユートピア的な連想や解放的な効果を持つ。それらは、ティースプーンやサボテンであったり、値札や鏡、包装や時刻表にまで及ぶ。本書は、バウハウスがどのようにして私たちのモノの見方を変え、そしてモノ自体がどのように変化してきているのかという議題に取り組んだのかが分かる。
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