この本は、マット・ラグニによるプロジェクトでおもちゃの車をデザインと生活のプロジェクトから生み出す事を目的としている。（良い香りで、美しく、自然な素材である）杉を使って、（壊れなくてシンプルな）エコロジカルなおもちゃを、（尊敬、再利用、持続可能性と言った）教えられるべき思考の元に作るというプロジェクト。
元々は、孫を溺愛する2人の祖母が持って来た、ものを再利用して作られた沢山のおもちゃを（デザイナーである）父親に「もうたくさんだ！」と叱咤されているのを見かけた事が発端となっている。その時、木のおもちゃは彼にとって情熱、約束、そして信念となった。これは彼がプロジェクトに熱中する事、たくさんのデザイナーたちに協力を請う事の良い訳でもあるけれど、このプロジェクトにはほんの少しの自尊心とたくさんの子供の頃の思い出が詰まっている。
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