Michael Nichols
Earth to Sky: Among Africa’s Elephants, a Species in Crisis
11 3/4 x 8 3/8 inches | 188 pages (plus 2 gatefold pages) | 978-1-59711-243-7 | September 2013
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長年ナショナルジオグラフィックのフォトグラファーとして活躍し、また本誌における写真のエディター・アット・ラージを務めるマイケル “ニック” ニコルズは、20年以上ものあいだいアフリカ象とともに仕事をしてきた。
この本では、アフリカ象の日課や活動のようすを観察するために、青々とした森や広々としたサバンナ、あるいは人類の干渉により損なわれた荒涼とした光景のひろがる彼らの生息地へと、まるでわたしたちをただちに連れて行くような強く心に訴えるイメージを通じて、彼らにまつわるストーリーを語り続けてきた。ここではNicholsの写真に、この分野における錚々たる面々との対話も収録されている。彼は、個人的で有益な序文と4つの章ー野生生活の探究/象牙取引/家族の相互作用/孤児ゾウのプログラムーを通じて、我々を彼の写真旅行へと引き込む。
[Earth to Sky]において、ニコルズは、世界にはゾウが必要なことを論証し、私たちは彼らの空間や命を保護するために最善を尽くす必要があることを強く主張する。悲しいことに、大抵の兆候は、これらの聡明で感情的に複雑な生物に対して悲劇的な結果を示す。この本は、今のうちにそうしたプロセスを阻止するために、わたしたちへ向けた警笛である。
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