La fine di Dio
2014 | 6 x 8 inches (15.2 x 20.3 cm) | 26 pages | Fully illustrated | ISBN: 978-1-935263-98-2
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本書はガゴシアンギャラリーロンドンで行われたフランセスコ・ボナミの展覧会[La fine de Dio]に合わせて制作された。本展は、神聖性と世俗性、そして劇的な効果における複雑な関係を探ってきた画期的なアーティスト2人の2作品が中心となっている。ルーチョ・フォンタナは戦後の過激で空間的な主張を基に、そしてマウリツィオ・カテランは新世紀に対する彼の極めて悪質な悪戯がベースとなっている。
展覧会のタイトルは60年代に描かれたフォンタナの風土的なペインティングから起用されている。そのペインティングはホットピンクが使われ、鋭い刃物で荒らされた卵形の表面が描かれている。
[Concetto spaziale]と[La fine di Dio]では、背後からしか小さな男の子だと見る事のできないカテランの作品[HIM]を変化させたものであり、それは紛れもなくひざまずき不可能な哀願と償いを求めるアドルフ・ヒトラーの姿だ。
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