「絵を描く事は空間を作る。その行為は内だけでなく外でも集中して活動できる居場所を私に与えてくれる。」
リチャード・セラ

本書はリチャード・セラの大規模なパリでの展覧会にあわせて制作された。
彼は1938年にサンフランシスコで生まれた。彼の数えきれない彫刻と絵の作品は、これまで多くの栄誉ある展覧会で発表され、その中には、近代美術館で行われた「Richard Serra Sculpture Forty Years」(2007)、そして「Richard Serra/Sculpture」(1986)、またKunsthaus Bregenzで行われた「Richard Serra Drawings: Work Comes Out of Work」(2008)があげられる。彼はこれまで巨大で特定の土地に合わせた彫刻の制作をしており、それはアイスランドからニュージーランドまで建築、都市や風景の一部となっている。
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