William Eggleston
Los Alamos
2012 | 10 x 14 1/4 inches (25.4 x 36.2 cm) | Fully illustrated |
ISBN: 978-1-935263-68-5
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本書は、ガゴシアンギャラリーで行われたウィリアム・エグルストンの展覧会に合わせて制作された。メンフィスで生まれ、エグルストンは自分自身の周りの世界から独特な作品集を制作し、陰の部分を鮮明な写真に取り入れるだけでなく、自発的な観察からうまれた力を活用したアプローチの先駆者となった。彼はアメリカの小さな町における日常で起きる強制的な出来事の断片やイベント、道行く人々の個性を捉える。彼の被写体である駐車された車や看板、取り残された店は、平凡のようで象徴的であり、彼の観察する姿勢が生み出した謎めいて予想もつかない美しい世界なのだ。
本書の中には2000年代初期にプリントされたもの、また未公開のものも含まれている。エグルストンはこれらの写真を1966年から1974年の間にミシシッピやニューオーリンズ、ラスベガスやロサンジェルスの道で撮影し、Los Alamosという原子力兵器の製造施設の名に因んで名付けられた。
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