家族、社会、人間関係、そして生活全般の観察を、意図的な笑顔とウィンクによって、美しい芸術として演出した。これらのカラー写真は技術的にも感情的にも高度なディレクションを受けており、それは近距離でみればさらに明らかになる。子ども向けの絵本にみられるような厚紙を用いた装丁は、彼の無邪気な好奇心を暗示しているが、中面で展開されるイメージはどこか暗いものを示唆している。 本書に寄せてPeter Kirby（ピーター・カービー）がテキストを寄稿を収録する。
David Stewart（デイヴィッド・スチュアート）は、The Taylor Wessing Photographic Portrait Prize 2015 を受賞し、その作品は第15回National Portrait Galleryに展示された。1995年に、後に映画とテレビの制作会社「シェッド・フィルムズ」の創設につながった短編映画「キャベツ」（BAFTA［英国アカデミー賞］ノミネート）を監督した。
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