Maija Annikki Savolainen
When the Sense of Belonging is Bound to a System of Movement
English | 2014 | 80 pages | 17.9 x 24.5 cm | 175 color ills.
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「写真とはなにか?」を追求したコンセプチュアルかつ軽快な作品集。写真とは時をとどめるものであり、カメラを用いて光を感光材のある表面に残すものでもあるが、フィンランドの若手写真家Maija Annikki Savolainenは、写真のメカニカルな側面に焦点を充てながら、10日間の旅に出た。10日間、太陽光が一日にあたる長さが毎日同じ長さになるように計算しながら移動をし、その先々でもちろん撮影もするものの、本全体は時間と光に着目をしながら旅を記録する旅日記のような側面を持ちながらも、「写真とはなにか?」を新たな態度で表現を試みるコンセプトブック。
Maija Annikki Savolainenは1981年生まれ。2013年ノルウェーダミーアワード受賞作家。2015年ドイツ写真集賞金賞受賞作品。
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